ピアノを録音して電子的に送る方法
【概略】
(1)ピアノ演奏を、普通にカセット・テープやMDに録音する。
(2)これをパソコンに読み込ませて電子化する。
(3)インターネットで送れるように圧縮する
・・・この3段階の作業です。(1)に関しては説明しません。普通に録音して下さい。これを郵送すれば事が済むのですが、時間がかかるし、手間もかかります、郵送料も要ります、と云うことで電子化して送ることにします。その過程で、録音した演奏をCDに焼くことも簡単に出来るという「おまけ」もあります。
本来なら、アコースティックピアノの横にマイクロフォンを立て、HDに直接録音するのがベストには違いありませんが、やっかいな事が山積みですので、ここではお奨めしません。あくまで、MDやカセット・テープを郵送する代わりに、電子化して送る方法と捉えて下さい。
基本的にフリーで配布されているソフトを使いますので、取り立てて揃えなければならないものはありません。
【詳細】
(1)録音データをパソコンに取り込みます。
●必要なもの
(a)カセット・レコーダやMDレコーダとパソコンをつなぐ線1本
(b)パソコンに取り込むためのソフト・ウェア
[1-1]レコーダとパソコンをつなぐ線
特殊なものではなく、レコーダのラインアウト・ジャック(ジャックと云うのはソケットのメス〜穴〜の方です)とパソコンの裏にあるラインイン・ジャックをつなぐ両端がステレオ・ミニ・プラグ(プラグと云うのはソケットのオス〜差し込む方〜です)になったコードです。日本では普通の電気屋さんで数百円で売っています。パソコンについている事もあります。
[1-2]パソコンに取り込むソフト・ウェア
取り込むと云うのは、もう一度MDの音をPCに録音することです。だからここでは、「録音ソフト」を使います。ヤマハがフリーで配布している「Wave
Editor TWE」が使いやすいのでこれを使います。以下のリンクを右クリックして、適当な場所(たとえば、マイドキュメント)に保存して下さい。
・[解凍]
これはzipで圧縮されていますので解凍して下さい。解凍すると、[twe231w]と云うフォルダが現れ、その中に次のようなファイルがあります。
・[起動]
この中の[TWE.exe]をダブルクリックすれば起動します。
[設定]
以下のような窓が先ず開きますが、構わずOKをクリックして下さい。
次に見える、メイン・ウィンドウの[file menu]から[new](新規録音)を選びます。

すると以下のような初期設定窓が開きますので、下の図の通りに設定します。

[Length]の部分は、これから録音しようとする曲の長さです。上の図では最大4分になっていますが、10分程度でも良いでしょう。後は、そのままCDに焼ける形式の設定になっています。
設定が終わったら[New]をクリックして完了です。
[録音]
以下のような画面になりますので、録音ボタンを押してから、PCにつないだカセット・レコーダやMDレコーダを再生すると録音されます。終わったらストップボタンをクリックして止めます。
録音できれば、以下の図のように毛虫のような模様が現れます。本来はこれに様々な編集を加えるわけですが、今はPCに録音するだけですので、[File]メニューから[Save As]を選び、適当な名前で保存して下さい。

これで録音は出来上がりです。Windows Media Playerを使って、出来上がったファイルをCD-Rに書き込むと、ピアノ演奏のCDが出来ます。もし録音が小さすぎたり、大きすぎたりするようならば、基本的には、レコーダのヴォリュームで調整して下さい。PC側で調整することも出来ますが(本当はその方が良いのですが)、なるべく単純な操作にしましょう。
もし録音に失敗すれば[File]から[Close]を選び、次にもう一度[New]からやり直して下さい。
(2)インターネットで送りやすいように圧縮します。
出来上がったCD用のファイルはサイズが大きく、インターネットでは送りにくいので、mp3形式やWMA形式に圧縮します。このためには、以下のフリーソフトを使用します。
[2-1]音声変換ソフト
以下のリンクを右クリックして、音声変換ソフトをダウンロード&保存して下さい。
保存されたファイルをダブルクリックしますと、インストールが始まります。OK、OK、と進んで下さい。
インストールするのは[Rip!AudioCO]だけで結構です。
【注】
余計なプレーヤ(BEAT!
MusicPlayer)をインストールしてしまった場合は、次の画面が出ますので、必ず「全ての関連づけのチェックをはずしておいてください」

[2-2]音声変換ソフトの使い方
使い方は簡単です。デスクトップ上に次のようなショート・カット・アイコンが追加されていますので、これをダブルクリックすると起動します。

以下のようなウィンドウが開きますので、先に録音して出来たファイル(例えば test.wav)を、目的の変換方法のところにドラッグ&ドロップします(つまり、マウスでくわえて持って行き、目的のところでボタンから指を離します)。今は、WMA変換を使いましょう。次に、実行ボタンをクリックすれば、デスクトップに目的の圧縮されたファイル(例えば test.wma)が出来ています。

このようにして作ったWMAファイルは、充分に高音質で、CDに遜色のないものです。ただ、まだ圧縮が初期設定のままで、若干サイズが大きいきらいがあって、もっと小さくする事も出来ます。しかし、もしインターネットで簡単に送れる程度(数メガバイト)に圧縮されていれば、今は良しとしましょう。